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【4日目】能登半島地震起こる

古民家を知る

*それぞれの画像をクリックすると拡大表示します。

正確に言うと、解体開始から4日目にあたる2007年3月25日は日曜日だったので作業は休み。取材陣も1日ゆっくり骨休めを決め込んでいたところ、大事件が起こりました。

そう、「能登半島地震」です。25日(日)午前9時40分ごろ、北陸地方を中心に強い地震が発生し、石川県の七尾市や輪島市、穴水町では震度6強を観測。解体現場のある新潟県上越市においても震度4程度の揺れに見舞われ、一同、大あわてで現場へ駆けつけ、物件の無事を確認したのであります(上掲の写真はすべて26日に撮影したもの)。

このエリア近辺では同年7月16日にも「新潟県中越沖地震」が発生し、倒壊家屋の下敷きになって尊い命が失われてしまいました。このような地震災害があると決まって「古い木造家屋は地震に弱い」「危険である」などといった風評が広まるわけですが、かといって壊して廃棄して新築するしか道がないのかというとそんなことはありません。

現に、こうして築100年以上生き長らえた古民家を移築やリノベーションによって再生しようという試みがここ最近になってようやく日の目を見るようになり、それに引きずられるように老朽家屋の耐震改修を促す機運も高まってきています。耐震技術も進化を続けておりますし、日本の伝統文化を次世代に引き継ぐためにも古い家であっても手直しして使い続けていこうとする価値観が醸成されつつあるということは我々にとってたいへん喜ばしい限りであります。

幾度となく襲いかかってきた天災をものともせず、長年にわたって住居を支え続けた伝統の木組みということで26日(月)の作業はおもに小屋裏の床敷きの撤去が行われ、27日からはいよいよ構造材の解体に取りかかります。

ちなみに、茅葺きが撤去され骨組みだけになった全体像をカメラに収めたかったのですが、職人さんたちが土曜日に遅くまで残業して撤去したため(次の日休みということで気張ったそうな)、その望みは叶いませんでした。もっとも、小屋組みが残った状態で地震に見舞われていたら、と思うと、職人さんたちの判断は大正解でありますが。